すべてに神宿り、すべてを敬う、感謝の気持ち。

七月に入り毎日暑い日が続いておりますが、皆様お元気にご活躍の事と思います。月始の月始祭奉仕からバタバタといたしておりました。ときどき地鎮祭とか埋井祭【まいせいさい】やお稲荷さんのお祓い等を頼まれます。今回、氏子さんの地鎮祭に出掛けておりました。                                   昔から日本人はすべてのものに神さまが宿ると考えました。土は土・火は火・水は水・石は単に石です。その通りかもしれません・・・が しかし、日本人はそうしたものすべてに神さまがいらっしゃるとして大事にしたのです。とても良いことだと思います。

例えば地鎮祭であれば、土地の神さまは大地主大神【オオトコヌシノオオカミ】様です。そしてその地域をお守りしてくださるのが産土大神【ウブスナノオオカミ】様です。この二柱の神さま、神さまの数え方は一柱、二柱というふうに柱で数えます。皆様も覚えておいてください。オオトコヌシノオオカミ様とウブスナノオオカミ様に、この場所に建物を建てることを申し上げ、ご了承を得るお祭りであります。同時に新しく建てる建物が雨や風で壊れたり地震で傾くこと等がないように願い、住む人たちをお守りくださいとお願いします。さらに、大工さんや工事に携わる人たちも工事中に怪我をしないように祈願をいたします。神さまに『 守ってください 』とお願いをします。

すべてのものに神が宿るということです。しかも、それぞれに違う神さまがいらっしやるんです。わたくしたち日本人は、いつも神さまと一緒です。すべてのものに神が宿り、すべてを敬い、感謝の気持ちで日々を過ごすことの大切さ、それこそが神道の大きな特徴であると思います。

2014年7月5日 | カテゴリー : 宮司の徒然 | 投稿者 : shinguujinja