『 いただきます 』・『 ごちそうさま 』

美しい日本の形 「食前・食後の言葉」

食前のことば 端座(正座)一拝一拍手 『たなつ物、ももの木草も天照らす 日の大神のめぐみ得てこそ』 いただきます。

たなつものとは 田根つ物で、田に根を下ろした作物のこと 五穀のことをいいます。ももの木草とは 色々な草・木 大地に生える千草のことをいいます。いづれも、自然の太陽の恵みを受けて、
初めて生成化育することが出来る。それは 日の神を天照大神とする信仰から自然の太陽の恩徳を日の大神にたとへたものです。天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)伊勢神宮(内宮)

食後のことば 端座(正座)一拝一拍手 『朝よひに 物喰ふごとに豊受の 神のめぐみを思へ世の人』 ごちそうさま。

「食物の守護神」・「食物を食物足らしめている魂の神」のご加護がなければ、生命をつないでいけない。その意味でいつの世になっても朝晩人々は食事する度ごとに、豊受の神のお蔭によるもの恩徳にたとへたものです。豊受大御神(とようけおおみかみ)伊勢神宮(外宮)・宇迦之御魂神(うかのみたま)伏見稲荷大社他

昔の人達は春の農作業が始まる前、それこそ必死に神様に祈ったのです。先人は、とても苦労したのです。その姿を想像すると、今の時代はほんとうにいいなと思います。同時にわれわれは、物が豊かな今の暮らしに感謝しなければなりません。そして何より食べ物を大切にしなければなりません。そう思います。

食前・食後には感謝の心を忘れず、美しい日本の形 いただきます・ごちそうさま を唱えて一つ一つの生命(いのち)に感謝しましょう。

2014年4月7日 | カテゴリー : 宮司の徒然 | 投稿者 : shinguujinja